着物リメイク実例|薄羽織の残り生地でお揃い日傘
「残り生地」なんて呼べないほど美しい。
お誂えいただいた薄羽織の生地、その余りから、とっておきの日傘をお作りしました。
柄の配置や透け感を活かして、大人の上品さが際立つ一本に。
黒地に染めたレースも、夏の日差しをやさしく受け止めてくれます。
リメイクの魅力は「生地の命を、最後まで輝かせること」。
静京では、職人の手仕事で、使いきれなかった生地にも新たな役割を与えています。
ビフォーアフターのご紹介です。ぜひ最後までご覧になってください。
リメイクオーダーご依頼品|薄羽織お誂え残り生地
お花と流水文様の大人な透け感がある絹の生地。こちらで薄羽織(暑い時期の羽織り)をお誂えされて、その残り生地が手元に。。。せっかくの美しい生地を生かす方法はないかとご相談いただきました。
リメイクの工程
1. 柄の設計と裁断
傘の骨数にあわせて柄を分割。どの花がどこで咲くか、流水の文様の生かし方。
またレースも染めて準備をします。
今回は生地でオーダーいただいたので、解く・プレス作業は必要ありませんでした。
2. 縫製・仕上げ
熟練の職人による縫製です。『用の美』がここにある仕上がり
料金
生地そのもののお持ち込みなので、オーダーの料金だけになりました。日傘レースタイプ28,000円。
手元などのパーツ代も全て含まれております。
また、別途オプションで撥水加工もできますが、オプションに関してはご希望に応じてご検討いただけたらと思います。撥水加工をつけなければ上記価格でお作させていただいております。
完成した日傘
この素敵さ、伝わりますでしょうか。墨色の黒に透けるレース。夏の暑さが、暑く無くなります。
下から見た姿
柄の配置や透け感を活かして、大人の上品さが際立つ一本に。
黒地に染めたレースも、夏の日差しをやさしく受け止めてくれます
手元とレース部分
リメイクの魅力は「生地の命を、最後まで輝かせること」。
静京では、職人の手仕事で、使いきれなかった生地にも新たな役割を与えています。
お客様にご協力いただき撮影させていただきました!
有難うございます!
日差しを受けて、大人な日傘。
暑さが美しさに変わります。
お揃いってオーダーだからこそのアイテムですね。
おしゃれのを楽しむ!それが女性は嬉しくて幸福感ありますね!私も拝見してて、ワクワクします!
お客様ご感想
お受取いただく際に薄羽織でお越しくださって、日傘と一緒にお揃いの姿を拝見できるという幸せ。
細かなパーツの仕上がり。
レースのお色。
柄の配置。
どれもいいねぇ。
お客様の「お揃いで嬉しい!」という笑顔が、何よりの宝物でした。
職人の手仕事でみんな幸せに。
ご依頼くださって有難うございます。
ご相談はいつでもお気軽に
大切なお着物のリメイク、ご相談はいつでもどうぞ。
「着物から日傘にリメイクしてみたい」
「どんな柄が日傘に向いているの?」
「母の着物を何かに活かしたい」
そうしたご相談を、丁寧に一つずつお受けしています。
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