【お店のエピソード】嬉しい事
お店にまつわるエピソード
たくさんあるお店の中から当店のホームページをご覧くださいまして誠に有難うございます。今回の記事は、いつも“お仕事にまつわるお話”・“店舗営業お知らせ”などを主にお伝えさせて頂いるのですが、当店にとって嬉しい事があったので少ししお話をさせて下さい。※着物の情報ではありませんので、ご興味ない方には申し訳ございません。また今後お仕事にまつわるお話をアップをいたしますのでその時はどうぞよろしくお願いします。
可愛い双子の女の子からの取材
昨年末に可愛らしい中学生、双子の姉妹の女の子から学校の課題で取材を受けました。学年の中で記事が選ばれたら産経新聞に掲載されるというすごい課題です。そこで当店にお声がけ下さいました。
打診いただいてからの当日、お母様と一緒に訪れてくれた姉妹は一卵性双生児でいらっしゃっるので本当に瓜二つ。しかもお洋服が制服だったから、お2人の区別ができない~(汗)芸能人でいうマナカナのようで本当に一緒に同じ言葉が同じタイミングで出ちゃう!というはじめての経験です。そんなお2人からの取材は、事前にちゃんと整理してくださっていて質問が被らないように心掛けてくれてました。お話していく中で私もお仕事している中で大事にしている事や心掛けている事、そして若い方にも特に知っていていて欲しいと思ったので少し環境問題、SDGs(持続可能な開発目標)を考えてお仕事している事などもお話させて頂きました。
一つ一つ質問にお返事していく内容を一生懸命に書いてる姿がとても印象的でしたし「いい記事が書けそう~」と閃いてる感じとかすべてが純粋で可愛くて眩しかったです。私にとっては一生懸命な2人の姿ですが、取材する方からするとはじめて聞く話を文章にするのって簡単にはできなでしょうし知らない大人を相手にお店の事を聞いて新聞記事にするというのは相当難しいと思います。でも熱心に聞いて書いて考えてる姿を見てると大丈夫、できる!と思う頼もしさもあってどんな結果になるかが楽しみ、そんな気持ちで取材を終えました。
記事が選ばれました!
「掲載されたんです~!」と元気にお店に来てくれて、掲載されるまで学校で色々あった事、新聞社の方とのやりとりや掲載された記事の場所もすごいいい所だった事、お店に対する嬉しい感想などな聞かせてくれました。
実はコロナ禍で学校の状況も大変でなかなかお話が進まなかったので、残念ですが産経新聞には掲載はかなわなかったそうです。でもちゃんと校内で配布される新聞という形になりましたし、その校内新聞に取材してくれた姉妹の記事が掲載されましたのでたくさん生徒さんがいらっしゃる中でスゴイ結果です!
掲載された新聞記事ぜひ文章を読んで頂きたいのでアップさせて頂きますね。私の写真は恥ずかしいっ…そこは目を細めにしてご覧ください。産経新聞の担当の方が記事を整理したり新聞を刷ったものなので本物そのものです。ほかの生徒さんの記事も素晴らしくて魅力あふれた新聞でした。
姉妹それぞれ書いてくれていた記事を読ませて頂くと双子でも字体も違えば切り取る目線も違い、きらめき光る個性にまた違う感動でしたが、1人だけ選ばれるという形でなくて新聞社の方が「2人の記事を責任もって1つの記事にまとめる」という方向になったので掲載記事はお2人の合作です。記者さんが「僕、この記事好きです」って言って下さってたとの事で、お褒めの言葉は私にっても嬉しい事です。記者さんの手で2人の書いた文章が素晴らしくよくまとまっていて、お話した内容がギュッっと凝縮しつつ読みやすいです。もともとの丁寧によく書いて下さってましたが更にプロの手で素晴らしさ倍増。読ませて頂くとなんだか私がすごいいい人みたい…って自分で思ってしまう、こんなに素敵に表現してもらって勿体ないくらいなんですが、中学生という若い年齢のお2人から生み出された優しく真摯な言葉の数々。有難く感動しました。
最後に
嬉しく心を温かくしてくれる素敵な経験をさせて頂いて本当に有難いです。この経験をさせてくれた子供たちの生き生きとした姿は本当に素晴らしくキラキラしています。今回の経験で、子供たちが生き生きとして生活できる世の中であって欲しいと思い、また安心して暮らせる世界を守る事の大事さをより実感しました。
そこでちょっと内容からそれますが、最近のニュースや日常生活でも環境の大きな変化を感じずにはいられません。1人1人が今何かできる事に目を向けて実行する事が必須な状況と思うので、微々たるものではありますが私自身も日常生活でできることを心掛けて、着物を大事にしてゆくというお仕事を通じてできることを模索しています。もしこのブログを読んで下さった皆様の心に少しでも明るい未来の為に何かできる事があるかもと、ふと感じて頂く小さなきっかけになったらと、おこがましい限りですが伝わるものがあると嬉しいです。
皆様の貴重なお時間の中、最後まで読んで下さって有難うございます。