【シミ抜き】着物のシミ抜き色々
いつもたくさんあるお店の中から当店のサイトをご覧下さいまして有難うございます!この記事では着物を綺麗に着続けるためのお手伝いで、職人の仕事をご紹介したいと思います。着物は適切なお手入れ等をしていただくと3代に渡って受け継いで着続けることができます。昔からSDGsが日本にはあったのです、SDGsの最先端です。日本の伝統ってすごいんじゃないの!と思っていただいたり、職人がいてくれるから今も継続できてることも知っていただけると嬉しいです。
シミ抜きビフォーアフター 古いシミ
古いシミが胸元についてありました。仕立てる前のこの状態でご依頼いただいてます。1ケ所ですが目立つ位置なのでシミ抜きをさせて頂きました。
シミ抜き後、ほとんど分かりません。糸の染料も落ちて白くなることもなく、シミは取れているので安心してここからお仕立てできますね!
シミ抜きビフォーアフター 血液のシミ
こちら恥ずかしながら私の着物です。更年期なので(汗)こんなこともあります。ショック!ですけどリカバリーできます!
左:着物側/右:着物の内側(裏地)
シミ抜き後
全く跡形もなくとれました
安心して着ております(私です)
シミ抜きビフォーアフター 仕立て直し
仕立て直しの際は一番シミ抜きしやすいです。解いて洗う工程で染み抜きもできるからです。お孫さんにお着物を譲られるためにお仕立て直しをオーダーいただきました。たくさんお召しになられた着物とのことで、色々なところにシミや衿汚れがありましたが(写真以外にも各所ありました)できるだけ染み抜きで綺麗にしてから裏地を新しくして、お仕立てをすると、とっても綺麗に戻ってきます!
黄ばんだ裏地を白に変えているので生地の発色が良くなりました
絹ですし古いシミなのでお仕事は難しいものですが、職人の技で着続けられます。そのことを知っていただいて、まだまだこれからも大事にできます。お手元に置いておきたい着物は時々見てあげたり虫干しをしてください、きっと着物は優しいお気持ちに応えてくれて大事な日を思い出と共に彩ってくれるはずです。
いつお着物をお手入れすれば良いかというお話を別の記事でしています。→http://【着付け】【メンテナンス】着物のお手入れ『いつするの?』宜しければこちもご参考にしていただくと、着物をいつどうしたら良いかが分かりやすかと思います。
着物のお悩みのお役立つことができますように職人共々お仕事努めます。ご相談だけでも大丈夫です。宜しければお声かけてください。