【振袖リメイク実例】お祖母様の総絞りを、お孫様のハタチの彩りに。三代で繋ぐ「想い」のバトン

「おばあちゃんの大切な振袖、娘に着せてあげたいけれど……」 そんな想いを抱え、お母様とお嬢様(お孫様)のお二人で静京の暖簾をくぐってくださいました。 

ご紹介させていただくのは、時を越えて美しく蘇った、ある「総絞り」の振袖の物語です。

はじまりは、三世代が揃う「対話」から

今回の最初の一歩は、お母様とお嬢様と一緒に、実際の振袖を広げてサイズと状態を確認することから始まりました。 長年大切に保管されていたお祖母様の振袖は、薄ピンク色の可憐な総絞り。

まずは試着をしていただき、サイズ感や生地の状態、そしてお嬢様の雰囲気に合うかどうかを丁寧に確認。 その場でお見積もりをお出しし、納得いただいた上で、大切なお品物をお預かりしました。 

いつも思うのは、ここにあるのは振袖という形をした、ご家族の愛の形そのもの。ご依頼くださることは、とても光栄であることともに、気を引き締めしっかり職人と努めることを心に留める瞬間でもあります。

 

「解き・洗い」で、生地に新しい息吹を

リメイクの工程は、一度すべてをバラバラに「解く」ことから始まります。 その後、「洗張(あらいはり)」によって、蓄積した汚れを落とし、生地本来の風合いを取り戻します。 

 

裏地のリフレッシュ

長い年月を経た内側の生地(胴裏・八掛)は、新しいものへ交換しました。

 

自分らしさを添えて

半衿(はんえり)は、お嬢様ご自身に白銀色の刺繍が美しい「雪輪と花」のデザインを選んでいただきました。

その他の帯や小物は、お持ちのものを活かしてコーディネート。 「古いもの」と「新しい感性」が混じり合う、世界に一つだけの着姿が作られていきます。 

 

Before/After】「可愛い!上品!素敵!」が溢れた瞬間

仕立て上がった振袖に袖を通された時、店内にパッと花が咲いたようでした。サイズもぴったりに調整されてますので安心してお召しいただきました。

 

「可愛い!上品!本当に素敵!」

お祖母様とお母様の思い出が今ここに新たに受け継がれてること。お仕立て直しの仕上がりを確認しながら、一緒に出来上がりを喜べた時間は、私にとっても忘れられない宝物です。 

当日の写真撮影のお写真、掲載を快諾くださって本当に有難うございます。可愛いお姿もこの記事をご覧くださる皆さまにお届けしたいと思います。

 

愛らしくて上品で。時を超え、世代を超えて受け継がれたお姿の優しい姿に感動です。

 

 

幸せの瞬間を想いを写真が閉じ込めて、永遠にしてくれる様子も素晴らしいです。

 

 

 

大人への一歩を。

 

ご依頼のお礼

お嬢様が晴れて成人の日を迎えられましたこと、心よりお祝い申し上げます。

この度はご家族の大切な節目を静京にお任せいただき、心より感謝申し上げます。 お祖母様の時代から時を経て、また新しくお嬢様の思い出がこの振袖に刻まれていく。そんな素晴らしい瞬間に立ち会わせていただけたこと、職人共々、大変光栄に思っております。家族皆様の愛情が詰まったこの振袖が、これからも末永く、お嬢様のこれからの歩みに優しく寄り添ってくれることを心より願っております。

またこの記事のお写真掲載許可をいただき重ねてお礼申し上げます。たくさんの方に素晴らしい喜びが届きますようにと、想いを込めて記事にさせていただきました。本当に有難うございます。

 

結びに|受け継がれることの素晴らしさ

着物は、ただの「衣類」ではありません。 お祖母様が袖を通した時の高揚感、それを娘に、そして孫にと願うご家族の愛。 その「目に見えないバトン」を繋ぐお手伝いをすることこそが、静京が守り続けてきた使命です。

「古いから」「サイズが合わないから」と諦めてしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。お一人おひとりの物語に寄り添い、職人と共に最適な再生の道を提案させていただきます。

 

【思いを繋ぎたいこと、大事にしたいこと、ご相談ください】 

創業80周年を迎えました2026年、これからも「想い」を形にする誠実な手仕事を続けてまいります。振袖の仕立て直しやリメイク、サイズ相談は、お気軽に公式LINEや店頭にてお尋ねください。

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