【講義】大阪文化服装学院での着物講義を終えてご報告と御礼
この記事では、この度、ご縁をいただき 大阪文化服装学院 にて講義をさせていただきました。レポートをご紹介させていただきたいと思います。最先端ファッションを学ぶ学生の皆様へが着物文化を学ばれる様子を、お伝えいたします。ぜひ最後までご覧ください。
大阪文化服装学院
https://www.osaka-bunka.com/
大阪市淀川区三国本町3-35-8ご紹介
ファッションや服飾に関する教育で知られる専門学校です。学生はスタイリスト、デザイナー、パタンナーなど、幅広い職種を目指して学びます。実践的なカリキュラムと豊富な現場経験が特徴で、ファッション業界で活躍できる即戦力を育成しています。また、国内外の文化やデザインのトレンドにも触れる機会が多く幅広い知識と感性を身につけることができます。
日本の代表的な衣装である着物文化に触れる機会として、講義やワークショップのご依頼をいただきました。伝統的な技術や柄の意味、着付けの実技などを通して、日本文化、着物の基礎を学んでいただけるカリキュラムで講義をさせていただきました。
貴重な機会を頂戴できましたこと、関係者の皆様に心より御礼申し上げます。
今回の講義に向けて、資料作りや練習を重ねてまいりましたが、当日を迎えるにあたり心強いサポートをいただいたのが、 楠先生(大阪着物プロジェクト) @kimono_pro 、そして 中川先生 @t.wing15 のお二人です。お力添えくださり、本当にありがとうございました。
講義の内容
当日の講義では、
着物の構成や仕立ての工夫
各部位の名称と意味
種類とTPOの違い
文様に込められた願い
家紋と世界ブランドとの関わり
海外デザイナーやブランドに与えた影響
についてお話ししました。座学ではありますが、できるだけ着物に触れていただきたく、たくさんの実物を使った講義を意識しています。
着物の反物の長さを全部出してもらってみてもらい、約12mの長さを体験。
着付の小物の名前や役割、着付を実演
パワーポイントの資料も多様し、盛りだくさんの90分講義を目指しました
実技
浴衣着付指導
即実戦!
先生方がそれぞれアドバイスしながら生徒さんは浴衣の着付頑張ってくださっています。
教えたばかりで、どんどんできる生徒さんも!
ワイワイ言いながらも着付ができていく工程は素晴らしいです!
みなさんでポージング
最後にはみんなで集合写真を撮影
この授業を選択くださったたくさんの学生の皆さまと最後の記念撮影!
日を変えて、浴衣コーディネートの講義も担当させていただきました。
浴衣コーディネート講義
『和洋折衷アクセサリー JPWA-BI』様のつまみ細工の講義の中で、浴衣コーディネート講義もお時間いただきました。パワーポイントによる資料と実際の反物もご紹介いたしまして、普段触れない反物にも知っていただけたらという内容です。
先生にご協力いただいて、学生の皆様に見て触っていただきました。
学生さんの真剣な眼差し
講義中、学生の皆さんは一つひとつの言葉に耳を傾けくださり、私自身も背筋が伸びるような気持ちになり、むしろこちらが大きな力をいただいた思いです。
「文化を未来へつなぐ」という言葉は抽象的に聞こえるかもしれませんが、こうして一生懸命に学んでくださる姿を目の前にすると、確かにその“未来”はここにあるのだと実感しました。
感謝とこれから
温かく支えてくださった 楠先生・中川先生 に改めて心より感謝申し上げます。
この講義をさせていただけましたのは、『和洋折衷アクセサリー JPWA-BI』様からのお声がけでした。つまみ細工とともに着物文化を学び、今後の学びや仕事に生かしていただけるよう打ち合わせいたしまして当日を迎えました。この機会をいただけましたことに『和洋折衷アクセサリー JPWA-BI』様にもこころより感謝申し上げます。
そしてこの経験を通して、「着物の魅力を広く、遠く、そして楽しく伝えていきたい」という思いをさらに強くいたしました。これからも日々の積み重ねを大切にしながら、一歩ずつ進んでまいります。
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