【着物リメイク実例】着物から4つの薄型ポーチ
着物を手放せないまま、そっと時が過ぎてしまった方へ。
「着物をどうしようか、ずっと迷っている方へ」
特別な日のために誂えた一枚。
大切な方から譲り受けた一枚。
──けれど、着る機会がないまま年月だけが過ぎていく。
処分するにはあまりにも心が痛く、
タンスにしまったままという方は少なくありません。
静京は、そんな“想いの行き場”を抱えた着物たちに、
もう一度、生きる喜びを宿すお手伝い
そして一番大事なのはお客様のお心に着物がある喜びをお届けいたします。
今回お預かりした着物について
今回のご依頼は、お母様や伯母様とも分け合うとのことで
薄型ポーチをを4つご依頼いただきました。
ウールの着物です。
![]()
深い灰青(はいあお)と細やかな吉祥文が織り込まれた一枚の着物。
上品さの中に、どこか凛とした強さがあり、
長く大切に扱われてきたことが伝わってきました。
![]()
生地はしっかりとした地風を持ち、
日常使いのアイテムに仕立て直すに小さい柄が向いてます。どこを切り取ってもモダンに仕上がるそんな印象の一枚でした。
リメイク工程
ご依頼は郵送でした。LINEでご依頼内容の確認を重ねて、郵送でもお会いしてやり取りできてるような安心感でお仕事をお任せいただけるように努めております。
内容の確認いただき、お支払い、お仕事を進めてまいります。解いてプレスをしてから職人に依頼をしております。素敵なポーチに生まれ変わるまで約3ヶ月ほどいただいております。
同じ着物から作られた4つの薄型ポーチ
裏地には
着物を引き立てる朱赤
上品で穏やかなクリーム色
の2種類をご提案し、お客様にお選びいただきました。
リメイク 薄型ポーチ
着物の命が、毎日そばに。
仕上がったポーチは、どれも凛としていながら優しい佇まい。
![]()
皆様で分け合っていただくのも楽しい時間です。
![]()
内側の生地2色
雰囲気が違う個性が生まれます。
![]()
![]()
お客様のご感想
お届けさせていただいて、嬉しいご感想をいただきました。ご依頼くださり、お喜びの様子をお聞かせくださいまして有難うございます!掲載許可も快諾くださって、素敵なリメイクをみなさまにご覧いただけております。
想像以上のとても素敵な仕上がりでとても嬉しかったです! プレゼントする母や伯母も喜んでもらえるのが目に浮かびます。 また、ご丁寧な梱包もお心遣いを感じました。 お願いして本当によかったです。 ご丁寧にご対応いただきありがとうございました。
![]()
着物リメイクを迷っている方へ。
着物は、ただの“布”ではなく、
人生の節目や家族の温度が重なった「記憶そのもの」です。
着ないまましまっておくのも、
処分してしまうのも、
どちらも間違いではありません。
でも──
もし「生かしたい」と少しでも思うのなら、
その想いにきちんと応える方法があります。
着物の命を、これからの人生にそっと寄り添わせる。
それがリメイクの力だと思います。微力ですが、着物とお客様のお心に届くお仕事ができますように職人共々努めます。
まずはお気軽にご相談ください
着物の状態が気になる
どんなものに仕立てられる?
予算はどのくらい?
郵送でも大丈夫?
どんな小さなことでも、ぜひお問い合わせください。
静京は、お客様と一緒に着物の幸せな“第二の人生”を一緒に考える場所です。
▶ お問い合わせはこちら
▶ Instagramでも事例をご紹介しています:@shizukyou
▶ 営業日時