【着物リメイク実例】七五三の思い出を、利休バッグと日傘に

静京のサイトをご覧くださり、またこの記事をお読みくださって有難うございます。
大切な思い出を、これからの人生にも寄り添うかたちへ。
お子様の七五三に着用された着物を、美しい利休バッグと日傘にリメイクいたしました。
お客様からいただいた温かなご感想とともに、着物の命が新たに息づくリメイクの物語をご紹介します。

 

Remake before|思い出の着物を日傘と利休バックへ

お子様の七五三に寄り添った一枚の着物。
杏色に咲く牡丹や小花の柄には、ご家族の笑顔や成長の記憶が宿っていました。

その想いを未来へつなぐように、リメイクオーダーいただきました。

丁寧に一針一針、あたらしい形へと仕立て直し。

今回のリメイク内容は以下の通りです

 使用したお着物

  • 袷(あわせ)の着物

  • 色:やわらかな杏色(あんずいろ)

  • 柄:牡丹を中心に、小さな花々が舞う上品な意匠

リメイク工程と仕上げ

  • 解き・プレス
    一度丁寧にほどき、布地にやさしくアイロンをかけて、布そのものの美しさを引き出します。

  • 利休バッグの制作
    フォーマルにも使える端正な形。マチ部分には着物の八掛(はっかけ)を使い、着物裏生地も使用しました。

  • 日傘(長傘)・日傘(折りたたみ)
    レースをあしらい、透け感の美しさを添え、長い日傘・折りたたみ日傘をお仕立て。

  • 撥水加工仕上げ
     安心してお使いいただけるよう、すべてのアイテムに撥水処理を施しました。

 

Remake after|着物リメイクオーダー 日傘

きもの日傘
優しい杏色に牡丹の花が咲溢れる様子が美しいです。

レースを取り入れて、透け感が美しく感動の仕上がり

手元は竹製でタッセルをお付けしております。
着物を引き立ててくれる上質のものをセレクトしてお作りしています。

Remake after|着物リメイクオーダー 利休バック

利休バックの中で美しい牡丹が咲く姿が絵になります。

バッグのマチ部分は、着物の八掛を使いました。

 

お着物に込められた物語が、利休バッグと日傘というかたちになって、新たな日々を彩る品へ。

日傘は折りたたみもあって、夏のお出かけには使いやすい方を持っていくことができますね。

バックとお揃いなのが嬉しい。

 

Remake order stool|お客様のご感想

完成後、お客様から素敵なお言葉をいただきました。

無事バッグと傘を受け取りました。とてもきれいに仕上げていただき、ありがとうございました。日傘が思った以上に素敵で、感動いたしました。この度はありがとうございました。

 

大切なお着物の新しい形に、喜んでいただけてスタッフ一同大変嬉しく思っております。

七五三という大切な節目に寄り添った着物は、家族の喜びと笑顔の記憶を静かにたたえています。その一着を新たなかたちに仕立てることで、「思い出と、これからを紡ぐ旅」が始まります。
バッグは手に馴染み、日傘は日差しをやわらかく遮りながら、美しさを語りかけてくれる存在に。静京のリメイクは、思い出に新しい命を宿します。

 

静京の着物リメイクとは?

静京では、皆様が大切にしてこられた着物・帯を、新たな形に再生する“着物アップサイクル”を承っています。

「想い出をしまっておくのではなく、今の自分に似合う形で纏いたい」
「生地の美しさを、日常の中で楽しみたい」

そんなお声に応え、一人ひとりのご希望に寄り添ったリメイクを行っています。

今回は、袋帯を素敵なミニ帯スツールに生まれ変わるオーダのビフォーアフターをご覧いただきました。

日傘 料金・詳細はこちらのページをご覧ください

利休バック 料金・詳細はこちらのページをご覧ください

ご相談はいつでもお気軽に

  • 「着物から日傘にリメイクしてみたい」

  • 「どんな柄が日傘に向いているの?」

  • 「母の着物を何かに活かしたい」

そうしたご相談を、丁寧に一つずつお受けしています。

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