【リメイク】【名古屋帯】“名古屋帯“を“トートバック“へ リメイク

いつも静京のホームページをご覧くださって有難うございます。

この記事は、『名古屋帯』をトートバックへリメイクご依頼いただきましたお仕事のご紹介です。

郵送いただいておりましたので、開封して目に飛び込んでくる愛らしいピンク色の名古屋帯。優しい様子の中にもたくさん使っておられた様子がわかる名古屋帯。きっと楽しい時をいっぱい一緒に過ごしたんだと思う思いはひとしおです。

たくさん使っていただいた後もまだまだ活躍します!そんなリメイクのビフォーアフターご紹介記事です。最後までご覧いただけると嬉しいです。

 

【名古屋帯】から【トートバック】 へ リメイク ビフォー

帯の中でも、胴回りを半分に折って、着付しやすいように仕立ててあるものを名古屋帯と呼びます。写真のように三角のところから半分になってる状態です。カジュアルシーンでお使いいただくのが多いです。(礼装に使えるものもあるのでイレギュラーもあります)

 

お太鼓(背中の部分)に良き柄があるので、まさに絵のようです。

 

リメイクオーダー ご依頼

柄の場所が限られてるので、どのような柄の配置になるかをお客様と確認させていただいております。郵送いただいたので、写真を撮影してメールのやり取りになりました。LINEでもやり取りは可能なので、お問い合わせも色々と気軽にお声かけていただけたらと思います。https://lin.ee/5XTYwAW

 

ご依頼から制作工程 お渡しまで

素敵な羽織をご依頼いただいて、出来上がりまでの流れもお話しさせていただきます。

ご依頼

  1. ご依頼
  2. 状態確認
  3. →お見積り(金額をお伝えします) →お見積りがわかった時点でお支払いご案内
  4. ご注文確定

制作工程

  1. 店でご注文内容受付作業→受付の時の状態を撮影
  2. 解く作業→プレス、ここで生地の状態にします
  3. 職人 依頼して制作工程(柄の配置なども職人にお任せしてます)
  4. ご希望でオプションの撥水加工
  5. 出来上がり→記録用の撮影→内容確認・伝票作業→梱包作業
  6. お客様へご連絡

 

こちらが解いてプレスした状態です⇩

完成/お渡し

  1. ご来店または郵送
  2. お受取り

出来上がり!ワクワク嬉しい時間が始まります!

出来上がりのご紹介です。

 

 

【名古屋帯】から【トートバック】 へ リメイク アフター

上品さと愛らしさが一つの絵の中にあるようです。

 

しっかりマチがあって、軽いトートバックなのです

 

背中は柄がなかったので、無地の部分を配置しております

 

帯の胴回りの部分を使って、もう一つのトートバック

胴回りの部分を横に配置しております。縫製の関係で、この配置でしかお作りができなかったので、お客様とも打ち合わせさせていただいて制作へ進めてます。できるだけお客様のご要望と職人の技術とが最高の状態でお仕事できますようにと思います。

 

こちらも柄がありませんでしたので、後は無地の部分を配置させて頂きました。シンプルなところも絹なので、生地感が美しいです。

 

 

並んだ姿で撮影。どちらもお出かけの場面によって使い分けてたくさん楽しんでいただけますね!

 


とっても素敵なトートバック

今までは着物に使われてきましたが、これからは普段のお出かけにお使いいただくことができて、帯もきっと喜んでいると思います。大事にしたいお気持ちでご依頼いただき嬉しい限りです。ご依頼くださいまして、また掲載許可も快諾くださって有難うございます。

お困りごと・ご相談、お気軽にお声かけてください

大事にしたい想いを一緒に喜びに変えていけますように、職人共々尽力いたします。お困りごとやご質問だけでももちろん大丈夫です。お気持ちやご不安も含めて気兼ねなくお声かけてください。

お問い合わせはお手数ですがこちらをクリックお願いします。