【リメイク】黒羽織から “日傘“ へ リメイク

いつも静京のホームページをご覧くださって有難うございます。

この記事では【黒羽織】から【日傘】 へ リメイクビフォーアフターをご紹介させて頂きます。

黒羽織、昔に『学校参観の日のお母さんが着るもの』というイメージがありませんか?

紋付の着物に黒羽織。黒羽織は全体に黒色ですが、背中や裾模様に色々な紋様が描かれており、それぞれに個性があります。手書きだったり型染めだったり、上の写真のような刺繍もございます。自由に黒のキャンバスに描かれた文様を楽しみ、正式な場面に凛とした空気感。

嬉しい日を彩った黒羽織。思い出深いものであります。

 

黒羽織 を 日傘 へ リメイクオーダー ビフォー

刺繍だけで表現される牡丹の花

グラデーションがあって、糸の立体感が羽織の黒に浮き上がる美しい装飾です。

 

刺繍部分のアップ

ここをひっくり返した裏側

糸の処理が綺麗にされているので、日傘に作り替えても大丈夫です。

裏なのに本当に綺麗な縫い目ですよね。

リメイクは違う形に変えるので、できた時の状態も考えて受付をさせていただいております。

 

ご依頼から制作工程

今回は洗う工程を入れて制作させていただきました

  1. ご依頼
  2. 状態確認(刺繍の状態が良かったので問題なく進めます)
  3. →お見積り(金額をお伝えします) →お支払い
  4. ご注文確定
  5. ご注文内容受付作業→受付の時の状態を撮影
  6. 解く作業→プレス、ここで生地の状態にします
  7. 職人 依頼して制作工程+ご希望でオプションの撥水加工できます
  8. 出来上がり→記録用の撮影→内容確認・伝票作業→梱包作業→お渡しのご連絡
  9. ご来店または郵送
  10. お受取
  11. リメイクアイテムとの心豊かな嬉しい日々!

完成を目指して、ここからリメイク制作工程です。次は出来上がりの完成品のご紹介です。

 

黒羽織 を 日傘 へ リメイクオーダー アフター

 

黒に浮かび上がる文様の美しさと艶やかさ!

 

黒だからこその引き締まったモダンな様子がかっこいいです!

 

刺繍とレース部分のアップ写真です

 

糸の凹凸

グラデーション

刺繍の深みが日傘に魅力を与えます

手元は竹製 タッセルが付いています(料金に含まれます)

ボタンは、同じ生地でくるみボタンを作っております

 

高級感

 

 

いかがでしたでしょうか。黒の羽織って、処分に困る対象だったりしませんか?

着る機会がないようでしたら、ぜひ生地として生かしていただけないでしょうか。絹の生地質と染色の美しさ、職人おん技術で描かれる紋様とその表現力の美しさ。

背中をキャンバスにしてしまう日本人の完成の高さを感じます。その魅力は別の形になっても生きるので、お困りでしたら素敵なものづくりで、大事な羽織を使う喜びに変えませんか!

写真掲載はお客様の許可を頂戴しております。素敵な日傘をご紹介できるのはお客様のおかげ様です。うっとりする仕上がりを一緒に楽しんでいただけまいたら幸いです。最後までご覧くださって有難うございました。

お困りごと・ご相談、お気軽にお声かけてください

お問い合わせはどうぞお気軽にお声かけてください。わかりにくいことが多いと思いますので、できるだけお気持ちに寄り添ってご案内とご提案できますように努めます。お問い合わせはお手数ですがこちらをクリックお願いします。

 

 

リメイク 日傘