【リメイク】黒留袖から利休バックへリメイクビフォーアフターご紹介
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この記事は、とても豪華な日本刺繍がされている黒留袖をリメイクご依頼いただいたビフォーアフターのご紹介をさせていただきます。やっぱり着物ってすごい!と思う重厚な刺繍の美しさ!あえて色使いが白金という削ぎ落とした所も素晴らしくて、着た時のオーラはとても素晴らしいものだったと思います。でもどうしても着る機会や保管など色々なご事情で、生まれ変わらせる方が一緒にいられることもありますよね。たくさん悩んで柄の配置をしております、素敵な利休バックなので最後まで読んでいただけると嬉しいです。
リメイクオーダー ビフォー 黒留袖
荘厳な波と松文様の黒留袖
美しいです…ため息
カッコよく美しい佇まいは計算し尽くされた意匠だからこそ。絵を纏う着物文化の素晴らしさ、日本人の感性は素晴らしいです。
刺繍も白の松に重ねて白金の糸使い。単色ですが深み奥行きがでてきます。
全部刺繍しない、大事なところにしっかりというところがいい仕事です。
柄の配置
いつも柄の配置には細心の注意で向き合っております。今回もいかにこの素晴らしい柄が利休バックになった時により一層美しくなるかを考えて使う部分を検討しました。前と後部分はもちろん、できるだけ生かしてあげたいので内側のチラッと見える部分にも柄を入れます。
リメイクオーダー アフター 黒留袖から利休バック
できるだけ波も刺繍も空間美も閉じ込めて生かして配置しました。職人にもきっちりお願いしてお仕事をしていただいています。
金の刺繍のポイントが美しい
使う人にはわかる内側にも柄があります
後ろ側はシンプルに
下に波模様が入っているのですが、底で生地を継いでいるのがわかりにくいように波を合わせています。
お客様ご感想
大事な黒留袖のお着物、状態も良くてリメイクしても良いのですか?と伺うほどでした。ですが、やはり機会がないより使ってあげるほうがいいからとご依頼いただいて、これだけ素敵な黒留袖です柄の配置は検討に検討を重ねました。意外と黒留袖は使える部分が少ないので素敵にできる可能性はいっぱい考えたいですよね。
しっかり柄のことを考えてるので、職人には申し訳ないですが無理をお願いして縫製していただいてます。長年のお付き合いで嫌々ながらもちゃんとしてくれるところが職人だなぁと思います。
出来上がり、お客様にすごく素敵な利休バックを手にしていただいて「使うの勿体無いくらい・・」と嬉しい再会の時間でした。そばにあるだけでも大満足の美しさですね。お喜びのお言葉かけていただけて嬉しいお仕事でした。
大事なお着物、お悩みではありませんか。「いい着物」「高かったから」という理由もあるかもしれませんが、本当はご家族の愛情があるからお困りだったり悩み深かったりするのだと思います。一番は大事にしくれた思いを大事にしたいという優しいお気持ちが全てなのではないでしょうか。着物はちゃんと全部を受け止めてくれるので、ぜひ前向きにご検討ください。それだけの嬉しい気持ちを届けてくれる着物の懐の深さ、美しさに一緒に出会いませんか。職人共々真摯にお手伝いさせていただきます。
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