【着物再生】【リメイク】【袋帯活用】袋帯を名古屋帯にして切った残り生地でリメイク

いつも当店の記事をご覧くださって有難うございます。また初めましての方も、たくさんある情報の中から辿り着いてくださった事、またさらには読んでみようと興味を持ってくださったら嬉しいです。この記事は、袋帯を帯のまま生かしてあげつつ、残り生地をリメイクしてさらに活用してあげることができました!という記事をになります。帯は帯のまま、残った生地にも新しい命があるって素敵だなと思います、その流れや出来上がりまでご紹介させていただきます。

 

袋帯を名古屋帯に

三軸織という技法で織られた帯をご依頼いただきました

三軸織とは

(有限会社 綵 巧さまのホームページに詳しく掲載されてたので引用させていただきました)

「三軸組織®」は、千年以上前、京都において誕生したと伝えられる「京くみひも」の技術と、イタリアのトーションレースの技法との融合によって生まれた織物です。

織り方は、真っすぐな”たて糸”に対して、二方向からの”たて糸”が斜め四十五度の角度で交差するという複雑な技法で織り上げられます

素敵なのです、斜めに交差する独特の技法で糸を色々な角度で魅せる感じが美しい織物です

 

ご依頼品は、おしゃれ袋帯。中に軸となる芯地を入れて仕立てるのですが、今回は入っていないものでした。写真は端をパカっと開けて確認してます。

 

 

おしゃれ袋帯ですが、名古屋帯として使って方が使いやすいとのことで、袋帯の長さから名古屋帯の長さに短くカットして、切ったところは帯として使えるように処理します

 

名古屋帯として、たくさん気軽に使っていただけますね!そして短くした分の残りの生地も生かしてあげると、帯とお揃いのアイテムができます。素敵。

 

袋帯を名古屋帯にした残り生地でリメイク

袋帯 リメイクオーダー 舟形バック

残りの生地でバックをリメイクオーダーいただきました。出来上がりの写真です。

 

グラデーションの美しさはそのままに、斜めの織りの雰囲気もそのまま生きていますね。

舟形バックはマチがたっぷりあってA4サイズもしっかり入る収納力も魅力です。

 

あとちょっとだけ生地が残りますので、あと一つ!アイテムをオーダーいただきました。

 

 

袋帯 リメイクオーダー ネーム刻印入りキーホルダー

お揃いでキーホルダーも♪

 

 

本革で作るネーム刻印入りキーホルダー完成品です

 

ネーム刻印は裏側に/プライバシーのため、刻印部分は黒で伏せてます

でも刻印入るとかっこいいんです!

 

刻印のイメージはこんな風になっています

世界に一つだけのアイテムになります。

 

袋帯を名古屋帯にして切った残り生地でリメイク。袋帯からできた3つのアイテムをご覧いただきましたがいかがでしたでしょうか。帯は帯のままに使いやすくなって、残った生地はお揃いバックとキーホルダーもできて、一緒に持つ楽しみもあります。帯の生地の魅力がいきてくれるのは嬉しいですね。

こんな風に大事にしたいものを大事にできると気持ちよく幸せな気持ちになりませんか。大事にしているもの、生かしたいもの、ご相談だけでも大丈夫です。生かす方向で考えてみませんか、出来上がると嬉しい幸せな気持ちでいられると思います

お客様のリメイクオーダー

ご依頼くださったリメイクのビフォーアフターをInstagramでもご紹介させていただいてます。一覧で色々ご覧いただけます。大事な想いが形になった愛おしいアイテム達の思い出アルバムのようなものができてると思っています。よかったらこちらもご覧いただけると嬉しいです。

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