袋帯をインテリアに

日々素敵なリメイクアイテムの出来上がりを見てきているのにブログでご紹介するのはかなり久しぶりになってしまっております、更新がなかなかできず歯がゆい…。なので今日は久しぶりにお知らせができて嬉しい！とても艶やかで美しい袋帯を帯スツールへリメイクご依頼頂きましたビフォアフターをご紹介させて頂きます。最後までどうぞよろしくお願いいたします。

艶やかな鳳凰の文様の袋帯　ビフォー

生き生きとしていまにも飛び立ちそうな鳳凰の躍動感

翡翠色のグリーンと銀と金とのコントラストが艶やかで目を奪われます

郵送でのご依頼でしたので、お送り下さった袋を開封したときにパッと目に入る袋帯の美しさ。そして長く大切に保管されていたの伝わってきて、愛情いっぱい大切な帯である事を感じました。大切な袋帯、スツールへの大変身でこれからも活躍してもらえるように！しっかり努めます。

帯スツールのオーダー受付

帯スツールは全面に帯の生地を使うのではなくて、側面にはスツール用の生地を配します。生地サンプルがございますのでその中からお選び頂きます。お色選びはとっても楽しいです！でもとても迷うと思われます、帯と向き合う想像の世界。大事な時間です。

郵送でのやり取りをさせて頂いてましたので、メールにお勧めのお色と帯を横において写真とご説明を加えて数点ご提案させて頂きました。もちろんお店にお越しくださると実際に生地サンプルをご覧頂けるので一番分かりやすいと思いますが、コロナ禍だったり遠方の場合もございますので、郵送の場合でも安心してご依頼頂けますよう、こうやったら分かりやすいかな…と考えながらご提案用の写真を撮影して、お客様のお部屋の事、帯が一番美しく生き生きとしてリメイクができるかを考えて、データをつくって丁寧にご提案を心掛けています。

ご依頼内容が確定しましたら、リメイクする工程へ進みます。ここからはモノづくり、職人との対話と制作の工程。素敵な帯スツールへ大変身です。

袋帯を帯スツールへリメイク　アフター

職人の手によって、しっかり・丁寧に作られた帯スツール

とっても美しく素敵なのでここから出来上がりの写真のご紹介です。楽しんで下さいね！

金糸銀糸に寄り添う、グレー×ベージュ色のミックスした生地をお選びいただきました。

艶やかな袋帯の良さはもちろん、側面の生地や帯スツールの形が晴れやかもありつつ上品でスタイリッシュな落ち着いた印象に。

桐箱をベースにしています。スツールの足も木材を切り出して作っているこだわりのデザインです。

飛び立ちそうな躍動感と美しさ生き生きとしている姿

インテリアになることで毎日ご覧頂くことができますね

側面のパーツ、ゴールドの金具がポイント

この角度の写真は帯スツールの細かで丁寧でしっかりした作りが伝われば…と思ってます。女性作家さんに作って頂いてますが、分厚いスツール用の生地と帯のしっかりした生地とクッション材を包んで作るのはかなり大変。指先でギッチリ貼っていく工程に職人の技を感じてもらえたら嬉しいです。

メインの座面

袋帯の良さがそのままに生きていて

目に飛び込んでくるのはやっぱり座面ですね。美しい柄が全部入って、見ごたえがあります。

さらにリメイクでスツールとしての機能が加わったので、座り心地を考えて数種類のウレタン材を組み合わせて構成させています。

帯スツールとして、そして、収納力もあります

座面を開けて頂くと中は収納スペースがあります。ベースに桐箱を使っていますので贅沢な収納スペースですね。

ビフォアフターの写真は楽しんで頂けましたでしょうか。とっても美しく艶やか、さらにモダンにスタイリッシュになった様子がリメイクの魅力。お部屋でいつもご覧いただける幸せがイメージして頂けたら何よりです。

お客様のご感想

素敵な帯スツールリメイク、お客様に「感激しました」のとても嬉しいお言葉を頂いております。お部屋にお洒落に置かれている様子をお知らせ下さり、写真を拝見した時に私も感激。空間が全部お洒落すぎる…悶えました。嬉しく有難いお言葉と写真をお送り下さって、さらにはビフォアフターの写真の掲載許可頂き、おかげ様で素敵なリメイクをお伝えできてます。心から感謝申し上げます。有難うございます。

帯スツールへのリメイク

袋帯をスツール（椅子）にする発想ってなかなかないと思いますが、こんなに素敵なら…って思っていただけたら嬉しいです。リメイクで“生かす”という一番の目的とせっかくリメイクするなら“お洒落・素敵”に変身して欲しいと思います。絶対お洒落はあきらめたくないです！なので柄をどう生かすかとか、すごくこだわって時間かけています。そして信頼できるアツいハートの職人に託しますので私自身も出来上がりが楽しみで仕方ないです。

リメイクするのは帯として使えなくなってしまいますし金額も時間もかかります。なので色々な面でリメイクするのは…というハードルを感じられると思います。そのお気持ち、とてもよく分かります。でも！あえて！ハードルを乗り越えてみませんか。お洒落に素敵に日々の生活に生かしてあげてみませんか。出来上がりのものを買うのとは違うので、リメイクしたイメージがしにくいかもしれないですし、ご予算も気になるところだと思います。そこはご相談だけでも大丈夫です、悩まれてる時はぜひお声かけて下さいませ。不安を安心に、出来上がるまでのワクワクドキドキの時間と出来上がったらそばにいられる嬉しい時間がありますよ…そんなお話やご提案ができたらと思っています。

リメイク　帯スツール

帯をスツールにリメイク